バスが釣れない?バス釣り初心者が最初の一匹を釣るために知っておくべきこと!!
こんにちは!zaki@neoneet_zakiです。
この記事で、バス釣り初心者の疑問を解決する内容を書きました。
今回は「フィールド編」です。初心者が確実に1匹を釣るための方法を書いていきます。
1.まずはバスの四季の動きを知ろう
とりあえずバスの四季の動きを理解しましょう。ブラックバスは季節に伴い一定の行動をする生物です。なので四季の変化に合わせてバスは居場所を変えます。これを覚えれば季節に合わせたバスを釣るポイントが見えてきます。
そしてバスは「変化のある地形を好む」性質があります。そしてストラクチャー(障害物)が大好きです。これを念頭において季節ごとのバスの居場所を見ていきましょう。
春のバス釣り
段々と水温が上がり暖かくなってくる春、ブラックバスも活発に行動を始めるようになります。この時期はよく「初心者でも釣りやすい時期」と言われますが、実際のところ、そうでもないんですよね。
そもそも、この時期はブラックバスにとってスポーニング(産卵のこと)が絡んできます。これが、初心者にとっては中々に曲者になります。
私の経験では、水温が安定して13度をキープするようになるとスポーニング(産卵)に向けて動き始めます。
なぜ春バスは初心者にお勧めできないのか?
さて、スポーニング(産卵)が絡んでくるとなぜ初心者には釣りにくいのでしょう?この時期はプリスポーン(産卵前)アフタースポーン(産卵後)のメスが入り混じる時期が結構長い期間続きます。
ブラックバスはその時のコンディションで全く違った行動を取る生き物です。なので、この時期は、比較的バスが色々な場所に散るんですよ。
そうすると、一か所の魚の密度が下がるんですね。小さな野池で水深があまりない小規模なフィールドであれば、バスを探すのはそこまで難しくないのですが、ある程度の規模になると一気に難しくなります。なので、この時期に初めてバス釣りをする人は多少難しいことを覚悟しましょう。
夏のバス釣り
私が「初心者に最もお勧めするのが夏のバス釣りです」。
この時期のバスは比較的素直なんですよね。同時に最もバスの居場所の変化が実感できる季節です。
夏バスはとにかく「水温が低い場所」を求めます。人間だって暑いと涼しい場所に行きたくなりますよね。?それと同じなんです。バスだって暑いとしんどいのです。(笑)
そして次に「楽に捕食できる場所」要するに労せずエサが取れる場所です。
バスってフィールドによってメインで食べているものが違うんです。川なら小魚やザリガニ、野池なら虫といったように、そのフィールドに多く生息してるものを食べてます。なので、どこが楽に捕食できる場所なのか考える必要がありますね。
そして次に「水質が良い場所」です。水ってのは温度が上がると水質が悪くなるんですね。バスも汚い場所にはいたくないんです。
夏バスはここにいる!!
夏バスがいる場所をまとめるとこうなります。
水温が低くて、楽にエサが取れて、水質が良い場所!!
まず水温が低い場所、これは日の光が当たらない場所!!要するにシェード(影)ですね。
そして次にエサが取りやすい場所、野池ならオバーハング(木の枝が水面に出ているところ)の下。川ならば小魚などを追い込みやすいシャロー(浅瀬)になります。
<写真の赤印がオーバーハング>
最後に水質が良い場所、これは常に水が動いている場所、インレット(水が供給されるところ)や堰(せき)の下などが代表的ですね。
出来る限り、これらの条件が重なっている場所を探しましょう。基本的に条件が重なっていればいるほど良いです。
秋のバス釣り
春に並んで初心者に釣りやすい季節と言われる秋ですが、夏に比べるとやはり難しい季節です。
この時期は水域全域がバスに適した水温になるんですね。なのでバスはものすごく広範囲に散ります。そして冬に備えてバカ食いを始める季節でもあります。
この時期にバスを釣るコツはとにかく広範囲を効率よく探すことです。ほんとに、どこにいるのかわからないので、怪しいと思った場所は片っ端から攻めていきましょう。
広範囲を効率よく釣るなら巻物(巻いて使うルアー)がいいですね。おかっぱりならスピナーベイトがあると捗ります。
基本的にはバスはストラクチャー(障害物)や変化のある地形を好むことは上でも書きましたね。
<赤丸がストラクチャー>
それは秋も変わりません。と言うことは、秋バスも広範囲に散るとはいえ、やはり好きな条件が重なっている所に身を寄せるんです。
夏とは違い水温は場所による大きな変化はないので、それよりもエサが取りやすく、水に動きがあるところを重点的に狙うと良い結果が得られるでしょう。
冬のバス釣り
この時期は1年で最も難しい季節です。バスプロの方々でも一日粘って1匹釣れるか釣れないかという凄まじく難しい季節。
正直、初心者がこの時期にバス釣りをするものではありません。おそらく嫌いになりますよ?(笑)。
2.アプローチの仕方
これである程度ブラックバスがいるポイントがわかったかと思います。
場所が決まったらそこにルアーを投げなければなりませんね。これが物凄く重要です。ここで間違ったアプローチをすると、そこにバスがいても釣れないことが多々あります。
自分の気配に気づかれるな!!
これ、超重要です!!バスに気配を感じ取られると、釣ることがグッと難しくなります。なので可能な限り隠密行動に努めましょう。
歩く音、しゃべり声、特に注意しましょう。有名なフィールド程この差が顕著に表れます。
着水音はできるだけ小さく!!
基本的にルアーの着水音は小さければ小さいほど良いです。これはピッチング(キャストの種類)やフリッピング(キャストの種類)をするこで最小限に抑えられます。
できるように練習しましょう。
3.バスがヒットしたら
バスがヒットすると色んな感触があります。こればかりは経験を積むしかないですが、初心者によくあるのが、「ビックリ合わせ」をしてしまいバスを逃がすことです。
ルアーを投げてバスがヒットすると大抵は「ピクン、ピクン」という感触があります。この時に焦ってロッドをあおってしまうと、まだバスは口にルアーをふくんでいないことがあるのです。
なので、アタリがあったら一呼吸置いてフッキングしましょう。あまりに遅いと吐き出されてしまったり、飲まれてしまったりしますので気を付けましょうね。
アナタが一匹釣ることができるよう、願ってます。