「立ち合い出産」で初めての「過呼吸」と「通報される」体験をした私
こんにちは!zaki@neoneet_zakiです。
今回は、私が「過呼吸」になり「通報」された時の話です。
経験のある方なら「過呼吸」の怖さがわかると思うんですが、初めて発症したときは、「なにこれ、呼吸できないんだけど?」ってなって軽くパニックになりました。
しかも私の場合、妻の出産中だったので、恥ずかしいこと・・・幸い病院の中だったので、看護師さんが迅速な対処をしてくれて大事には至りませんでした。
それでは、「過呼吸」にいて調べていきましょう。
1.過呼吸って?
「過呼吸」は心理的、外的要因で呼吸が乱れて血中の二酸化炭素濃度が上がり、息苦しくなる症状です。
要するに「呼吸しすぎ」ってことです。
私の場合、妻の出産に立ち会ったことによる「心理的な要因」が強かったみたいですね。
ライブ会場なんかでも、よく過呼吸になる人がいるみたいですよ!!興奮し過ぎてもいけないみたいですね。
あと、スポーツ選手や若い女性の方の方が、男性よりも発症しやすいみたいです。
2.過呼吸の症状は?
症状は主に
・息苦しさ
・呼吸が早くなる
・胸部の圧迫感や痛み
・動機
・めまい
・手足や唇の痺れ
などがあるみたいですね。
私が発症した時、軽くパニックになり「息苦しさ」以外を感じ取る事ができませんでした。
ですが、看護師さんに「手足の痺れや」「めまい」がありませんか??と言われて、冷静になり、やっと「自覚することが出来ました」。
3.突発的に起こるので冷静になること!!
初めて「過呼吸」になったら、殆どの人がパニックになると思います。
なので、一旦冷静にどんな症状があるのか確認しましょう。もし、自分の知り合いや、家族、恋人がこうなったとき、一緒にパニックにならないでください!!。
「過呼吸」は発症してもそれが原因で死に至ることはないです。ですが、症状が起きてる間は「死ぬかもしれない」という不安にかられます。
周囲の人はできるだけ、声をかけて安心させてあげてください。声をかけることで、それに答えようとする行為が、呼吸を浅くし有効な対処方になります。
安静にしていれば、15分から30分でほとんどの場合症状は治まりますので。
4.間違った対処法に気を付けろ!!
過呼吸に有効な対処法と言えば「ペーパーバッグ方」です。
これは、ビーニール袋や紙袋を口に当てて呼吸を繰り返すことで症状が改善される方法なのですが、最近はそうでもないみたいです。
過呼吸と言うのは「二酸化炭素が足りなくなっている状態」なので、確かに自分の吐いた息を吸えば、効率よく二酸化炭素が多く含まれた空気を摂取できるでしょう。
ですが、この方法は適切な方法で行わないと、逆に「二酸化炭素濃度を上げ過ぎてしまう」ことになり、さらに悪化させてしまう危険があるようなのです。
素人が自宅でやるのは少し危険です。
一番安全で有効なのは「ゆっくりと浅く呼吸すること」ですね。
5.私が過呼吸になったシチュエーション
私が過呼吸を初めて経験したのは、「妻の出産に立ち会った時」でした。
恥ずかしながら、出産に立ち会うのも、出産の雰囲気も、ましてや出産の手伝いをするのも初めての経験でしたので、相当緊張していたんだと思います。
予定より二週間早い出産でしたので、不安もありましたしね。
陣痛が始まって待機する部屋があるんですけど、そこで待ってる間に他の妊婦さんの叫び声が聞こえてくるんですよね。
なので、待機中から不安でいっぱい(もちろん嫁の緊張は比にならないでしょうが)。
「私の嫁もあんなに叫ぶのかな」とか「間近で聞いて大丈夫かな」とかめちゃめちゃ考えてました。(笑)
いざ分娩室へ
とうとう嫁の番が回ってきました。
とにかく、ここからは夢中であんまり覚えていないんですが、助産師さんに言われるがままに嫁の背中を全力で押していましたね。
こんなにも体力を使ったのはいつぶりでしょう?気付いたころには手足に全く力が入らないほど消耗していました。
そんな中、声をかけながら苦痛で顔をゆがめる嫁を見ていると、何とも言えない気持ちになり、どんなに苦しくとも声をあげないで我慢している嫁を見ていると、なぜか私の心が苦しくなっていきました。
「あれ??なんか息苦しいな」
「っていうか息ができない!!?」
ここで地べたに伏してしまった私・・・
看護師さんがすぐさま駆け寄ってきます。
「だいじょうぶですか??」
私「なんか呼吸が苦しくて」
「手足の痺れはありますか??」
私「言われてみれば痺れてますね」
「過呼吸ですね、隣の分娩台に横になりましょう!!」
とまぁこんな流れで途中退場した私・・・
男ですが、分娩台に横になるという珍しい経験が出来ました。(笑)
悲劇!!まさか通報されるとは!!
さて、分娩台に寝かされた私はビニール袋を渡されます。
「少し隙間を開けてこの袋を口につけて呼吸すれば治まりますよ」
そう言われた私はもちろん従います。
ですが、ものの5分程度で「もう生まれますよ」とのお達しが!!初の子供の生まれる瞬間には立ち会わなければと、ふらつく足で妻の分娩室に戻ります。
「オギャー」と元気な産声を上げて生まれた娘を見て、安堵する私。
そこからは妻と子供は病室へ、私と、私の妹、母は12時間以上食事をしていないことを思い出し、帰りに居酒屋で食べて帰ろうとの話になりました。
居酒屋へ他の客の白い眼が痛い
居酒屋に到着した私は店内へ、この時に気付くべきだった・・・「まだビニール袋を持っていることを」。
入った瞬間ギョッという視線、私は「なんでそんな見てくるんだろう」?くらいにしか思いませんでした。
よく考えれば当然のこと、「虚ろな目の二十歳そこそこの若者が、口に透明なビニール袋つけてスーハーしてるんですからね」。
いや、だってさっきまで「呼吸困難だったんですもの!!また過呼吸になりそうで不安だったんです」。
そして軽い食事をして店を出ると警察が・・・「あのーちよっといいですか?」。
私「はい?なんでしょう?」
「実はこう言った通報がありまして。」
私「へ?!シ〇ナー?!いやいや違いますって!!これは嫁が〇〇でその時に〇〇で」
必死に状況を説明する私。
まあ、もちろん誤解は解けましたし、その後なんかされたわけでもないですけどね。
しかし、よく考えたらあたり前な話(笑)今後は気を付けます。
おわり。