SHIINBLOG

すとふり

独断と偏見の雑記だよ!

学校の先生にも「いじめ」があると知った日

こんにちは!zaki@neoneet_zakiです。

この記事は個人的に感謝したい先生への話なので、特に内容はありません。

興味のない方はここでブラウザバック!

 

私は中学校の頃一年間不登校だったことがあります。

過去記事を読まれた方は知っていると思いますが一応貼っておきます。

 

neoneetzaki.hatenablog.com

 この時の担任の先生には、それはもうお世話になりました。

一度だけその時の担任の先生から殴られたことがあるのですが、殴られても怒りが込み上げなかったのはこの時が初めてでした。

その担任の先生は、学校内でも少し個性的(変わっている)方ではありました。

しかし、本当に親身になって接してくれましたし、生徒のことを必死で理解してくれようとするとても素晴らしい方でした。

私は中学校3年生は、おそらく1ヶ月程しか学校には行っていないかと思います。

それでも、担任の先生は学校外で私とよく接してくれました。

休日はご飯を食べに連れて行ってくれたり、私の悩みをとことん聞いてくれたり。

今になっては本当に「ありがとうございました」と言いたいです。

先生がいじめで辞職した・・・

私が高校2年生になり、中学3年の担任だった先生が辞職したことを風の噂で知りました。

その時はあまりに驚き、今の自分がいるのはあの先生のお陰なのに・・・

と、かなり落ち込んだことをはっきりと覚えています。

どうにか連絡を取ろうと思い、当時のサッカー部であった友人のつてで電話番号を探そうとしましたが、その先生は携帯番号も変わっていたようで、連絡を取ることはできませんでした。

しかし、友人はその先生に最後に少し話をしていたようで、「先生は環境に負けちゃったけど、お前らは負けるなよ!」

と話していたとのことでした。

 

 

先生のいじめを知った日

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私の中学は私の6つ上あたりの先輩方の頃、かなり不良の多い学校でした。

それこそ、廊下に単車が止まっているような状況で、当時は先生方も手を焼いていたそうです。

そういった経緯があり、私が入学する頃には、比較的体育会系の教師が非常に多く集められていて、学校は体罰が当たり前の状況になっていました。

不良の生徒だけでなく、他の生徒も指導される際には、かなりの体罰を受けていました。

やはりそのような先生が多いと、教師の中の派閥もあるのでしょう。

比較的温厚な私の担任は、他の先生方にとっては「はみ出し者である」というような扱いを受けていたのかもしれません。

そのように感じ取れるような状況が稀にありました。

卒業式を3ヶ月後に控えた中学3年の三学期、私は進路の相談の関係で久々に登校しました。

その時に担任と長々と話していたのですが、担任は私にこんなことを話してきました。

「zaki!お前だって毎日悩んでいるんだろうな・・・」

「でもな?先生だって毎日辛いことはたくさんあるんだ」

「先生な・・・職員室が大嫌いなんだ・・・」

「先生は先生たちの中でどうやらあまり好かれていないみたいでな・・・」

「まあ正直に言えば先生はいじめられているんだと思う」

「毎朝職員室に入る時手が震えるんだ・・・」

「それでも先生はお前らが大好きだ」

「だから毎日頑張れる」

「今日だってこんなこと言われたりしたんだぞ!」

少し笑いながら言ってくれた先生ですが、私は驚きを隠せませんでした。

この頃の私にとって「先生」という存在はこんなことには無縁な人間だと思っていたからです。

あれだけ生徒に「いじめ」をするなと指導している教師が、まさか教師同士でいじめをしていたとは・・・

正直ショックで言葉が出ませんでした。

先生という存在は強くてそんなことには屈しない、と勝手に決めつけていた自分が情けなくなりました。

この時に初めて、先生だって同じ人間なんだな・・・

と実感したことをはっきり覚えています。

 先生同士のいじめについて少し調べてみました

少し調べてみると思っているよりも頻繁に起こっているようでした。

一部引用します。

追記※表示がおかしくなるのでリンクを張ります!

【衝撃事実】教師同士のいじめ【いじめは絶対なくならない】 - NAVER まとめ

もちろんこれらを鵜呑みにするつもりはありませんが、やはりそれなりに起こっていることなのでしょうね。

ですが、教師間のいじめをどうすれば改善できるのか私にはわかりません・・・

私は昔いじめられていることがありましたが、それは小学生の頃の話です。

大人の世界のいじめと、子供の世界のいじめはやっていることは同じかもしれませんが、原因が違うような気がします。

子供の頃の誰かをいじめるという行為は、直感的に周囲と少し違ったものを攻撃し、自分の地位を確立しようとすることが多い気がします。

ですが、大人になってからのいじめは直感的ではなく、思考が先に来て、そこから対象を攻撃することによって、征服感や安心感、優越感を得ることが目的なのかなと感じます。

結果的にやっていることは同じですがね。

いじめをなくすのは難しいよな・・・

最後に

当時の担任の先生には心から感謝しています。

この記事は個人的な感謝と、教師にもいじめがあるんだな・・・っていう事をただ書いただけです。

先生は今は教師をやっていないですが、私が人間的に一回り成長できたのは先生のお陰です。

この先の人生、会うことがあるのかわかりませんが、もし会うことができたなら飲みに行きましょう。

もちろん私のおごりでね。

こうやって大人になって、また話したいことがたくさん増えました。

会える日を楽しみにしています。

おわり!!

 

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