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すとふり

独断と偏見の雑記だよ!

「カブトムシ」と「クワガタ」の種類別の取り方を覚えよう。

こんにちは!zaki@neoneet_zakiです。

さて、夏休みも近づいてきましたので、そろそろカブトムシとクワガタを採取しに行こうとワクワクしてるお子さんもいることでしょう。

もしかしたら、取りたいカブトムシ、クワガタも決まっているかもしれませんね。でも、ただ漠然と取りに行っても、お目当ての種類のクワガタを入手するのは難しいですよね。

今回は、欲しい種類のクワガタやカブトムシを採取できる確率を少しでも上げるための方法を書いていきたいと思います。

捕獲の準備はできましたか。?

まだの人はこちらをどうぞ↓↓

neoneetzaki.hatenablog.com

1.カブトムシの採取方法

カブトムシ

ここでは、カブトムシの採取方法を書いていきます。

1.カブトムシはどうやったら捕獲できるの?

カブトムシを捕獲するのに最も効率の良い採取方法は「樹液採取」になります。時期を間違わず、樹液が出ているクヌギさえ見つかればそんなに難しくはないでしょう。

カブトムシを採取するのにもっとも効率の良い時期は「7月中旬~8月初旬」です。夏休み前半が、最もカブトムシを取るのに適していることになりますね。

時間帯は、夜ならば「日が完全に暮れる20時以降」朝ならば「うっすら明るくなる4時前後」がベストです。

2.カブトムシ採取の注意事項

基本的に、視界がすこぶる悪い時間を狙いますので、足元や、他の危険な虫、ヘビなどに注意しましょう。

樹液には他の危険な虫も高確率で集まってきます。特に遭遇率の高い、スズメバチには細心の注意を払いましょう。

<すごく危険なスズメバチ

スズメバチ

 

2.クワガタの採取法方

クワガタ

多くの種類がいるクワガタですが、狙って、欲しい個体を採取するのは中々に難しいものです。

ですが、クワガタの種類、それぞれの特性を覚えればいままでよりグッと欲しい個体に巡り合える確率は高くなります。

1.ノコギリクワガタ

ノコギリクワガタ

私が子供の頃は、一番人気のクワガタでした。私達の地域では「ツノマガ」って言われていて、地方によっては「水牛」とか色々呼び方があるみたいですね。

さて、ノコギリクワガタを捕まえたいのならカブトムシより気持ち早めの時期が良いでしょう。具体的には「6月~7月」基本的に、洞(木の穴)や隙間にいることは少なく、堂々と樹液を吸っていることが殆どです。

注意すべきは、「驚いて落下し見失うことが良くあること」で、一度落ちると足を縮めて「死んだふり」をするので、音もなく諦めるしかない場合も多々あります。

比較的♂♀ペアでいることも多いため、繁殖もさせやすいですね。個人的には結構湿度が高めの場所の方が、見かけやすいように感じます。

足の力がそこまで強くないため、蹴りを入れると簡単に落ちてきますよ。

2.ヒラタクワガタ

ヒラタクワガタ

個人的に1番好きなクワガタです。個体によってはかなり大きくなり、特別大きな個体は「オオヒラタ」と呼ばれ、子供の頃持っているとかなり羨ましがられました。

ヒラタクワガタを捕まえたいならば、「温暖多湿」なところがベストです。というのもヒラタクワガタは、他のクワガタに比べてやや暖かいところを好む性質があります。

なので、あまり標高の高い場所には生息していません。

そして、いざ発見しても大きな個体程、洞(木の穴)や樹皮のめくれなどの隙間に身を寄せているため、そこから引きずり出すのはかなり大変です。

ここで紹介した道具を使いくれぐれも自然を破壊せぬように、捕まえましょう。

この時、どうしても捕まえられないようなら「潔く諦めて出直しましょう」。一旦気に入った場所から大きく動くことは殆どないため、次に来た時も高確率でそこにいます。

時期は「5月~9月」と比較的長いですが、カブトムシが出てくるとあまり姿を見なくなるため、ベストな時期は「6月~7月中旬」になります。

3.ミヤマクワガタ

ミヤマクワガタ

私の地域では「兵隊クワガタ」と言われている。ミヤマクワガタ、近年では比較的人工的な繁殖が難しいことから、一部ではオオクワガタより人気があったりします。

そんなミヤマクワガタですが、地域にによっては採取がかなり難しいクワガタでもあります。

その理由は、ミヤマクワガタは比較的涼しい気候を好む」からです。

北海道や東北であれば、容易に採取できるでしょうが、私のように九州や四国などの方は、少し標高が高く夏場でも涼しい場所に行く必要があるでしょう。

時期は「7月中旬」に♂が比較的多く発生し、カブトムシとバトンタッチで少なくなったかと思うと「8月」に♀が発生しそれに伴い♂もまたちらほら見かけるようになります。

ミヤマクワガタは昼行性です。昼間でも活発に活動していますので、子供とキャンプのついでに探すのも楽しいですね。

隙間に隠れていることは殆どなく、普通に木にへばり付いているので、見つければ採取は簡単です。

足が速いので、木から落ちると見失いやすいです。その点だけ注意しましょう。

4.コクワガタ

コクワガタ

おそらく、「最も採取しやすいクワガタ」であろうコクワガタ。こいつは本当にどこにでもいる。下手するとその辺の落ち葉の中とかにもいる。

採取方法は、他のクワガタ探してたら勝手に見つかるので特にない。

時期は「5月~10月」くらいまでいける。下手すると一か所で数十匹見つかることもあるのであえて探す必要はないだろう。

だけど物凄く飼育しやすく、おとなしいので初めて飼育するには向いていると言える。

5.オオクワガタ

オオクワガタ

はい、全てにおいてパーフェクトなオオクワガタです。もう芸術品のようなフォルムですね。(笑)

今でこそ繁殖方が確立されて、そこまで入手が難しくなくなったオオクワガタですが、今でも野生のオオクワガタを捕まえるのは「凄まじく困難です」。

というか技術だけでは無理です。かなりの「運」も必要になります。私も天然個体は1度しか捕まえたことがありません。(20年でね)

ですが、どうしても挑戦したいって人の為にできる限りの情報を書いてみます。

オオクワガタが生息するには、広大な広葉樹林が必要です。これは幼虫が成長するために豊富な朽ち木や立ち枯れ木が必要だからです。

そして、オオクワガタは「台場クヌギというとても大きなクヌギを好みます。これはオオクワガタが潜む洞(木に空いた穴)が豊富にあるためです。

基本的にオオクワガタは、木の表面にでて樹液を吸っていることなど殆どありません。とても臆病で、慎重な性格をしていますので。少しの違和感で洞の奥深くに逃げてしまいます。

見つけるためにはとにかく、「洞があり、樹皮のめくれが多く、隠れる場所が豊富にある木」を探すことです。

仮に見つけられても、そこから引きづり出すのは難しいです。(見つけられることはほぼないですが)

無理だと思ったら潔く諦めることです。オオクワガタも気に入った住処から離れることは稀ですので。

無理やり採取しようと、木を破壊するのは絶対にやめてください。

時期としては「5月~8月」時間帯はいつでもよいです。(基本的に隙間にいるため)

灯火採集も可能ではありますが、宝くじに当たるような確率です。

とにかくオオクワガタを捕まえたいのであれば、並々ならぬ努力と運と精神力が必要です。

ただ飼育したいのであれば、買う方が絶対に良いです。そのくらいオオクワガタを捕まえるのは困難をきわめます。

3.最後に

有名なオオクワガタの産地に限らず、取る事しか頭にない捕獲者が、木を削いだり、煙でいぶし出すなどありえない行為を行いオオクワガタを取ろうとする人がいる。

そうなると、何十年何百年かけて育ってきたオオクワガタの住処は一瞬でなくなり、その残った木にはオオクワガタは住みつかなくなる。

それで取れる確率はないに等しいのにだ。なのでこういう無理な採取の仕方は絶対にやらないでほしい。