20歳で胆石になった!症状と記録と痛みを和らげる方法!
こんにちはzaki@neoneet_zakiです。
今回は数年前に経験した胆石(胆嚢に石ができる病気)について記事を書きたいと思います。
経験されている方ならわかると思いますが、胆石の痛みは尋常じゃないです。一般的にお産よりも痛いと言われています。
そんな胆石で悩んでいる方に少しでも情報を伝えたくてこの記事を書こうと思いました。
1.20歳という若さで胆石になってしまった私
私が胆石だと発覚したのは20歳の時でした。これは症状が出始めてから2年も経過していたのです。
ではなぜそんなに発見が遅れたのかと言うとですね、勝手に私が胃が悪いと自己診断してしまったからなんです。
これにはいくつか理由がありました。
理由1.私の家系は代々胃が悪い(遺伝的なものだと考えていた)
理由2.痛むのがみぞおちだった(胃はみぞおちにある)
理由3.私が病院嫌いだった(重要)
早く病院行けよって話ですよね。
普通の方なら即病院に行っていたと思います。それが確信できるくらい凄まじい痛みでしたしね。
2.恐怖!!死のうかな?と思えるほどの胆石の痛み
これが一番書きたかったことなんですけど、胆石は酷くなると定期的に発作が起きるようになります。
これが疝痛(せんつう)発作と言われ凄まじい痛みを発します。
もう、ほんとにやばいです。目の前に楽に死ねる薬あれば飲んでしまうと思います。
痛すぎて声なんか出ませんし、熱が40度あるのに気づかないレベルです。(私がそうでした)。
一番酷い発作が起きたときは、全身の筋肉がガチガチに硬直して、うつ伏せで丸まった状態で、激痛のためまったく動けず嘔吐を20回以上繰り返したと思います。
もう、胃の中になにも入っていないので何も出てこないんですが、体は吐こうとするので大げさじゃなく胃が口から出そうな感覚になります。この時は本当に殺してくれと思いましたよ。
3.半年間で体重は12キロ減!!体脂肪率は7%に
発作が酷くなってからの半年で12キロ痩せました。体重は40キロ台になりお風呂に入ると手の甲にお湯が溜まるんですよ?
「あぁこれは死ぬのかな?」
真剣にそう思いましたね。
なぜ、こんなに痩せるのかと言いますと、単純に食べたもの全部吐いちゃうんですよなので栄養にならないんです。
4.とうとう病院へ2度手術することに
↑で言った一番酷い発作の翌日、とうとう病院に行きました。私に病院に行かせるほどの凄まじい発作でしたので(笑)
診断は「総胆管結石症(そうたんかんけっせきしょう)」。
簡単に説明すると、胆嚢(たんのう)という臓器は肝臓で作られた胆汁という消化液を溜めて濃縮する場所なんですが、食事の偏りやストレスなど色んな要素で胆汁が固まって石になってしまう事があるんですね。
その石が、胆嚢(たんのう)が収縮した際に接触して痛みを発するわけです。
その胆嚢から、十二指腸に胆汁を送り届ける管が胆管(たんかん)です。
私は、その胆管(たんかん)と胆嚢(たんのう)どちらにも石があるらしく、胆管の方は「緊急手術しないとまずい」と言われました。
はい、ダブルパンチですよ(笑)
手術内容はこちら↓
5.胆石が痛む?これをやればマシになるよ!!
さすがに、2年間この痛みと付き合ってきたので、いくらかは痛みをやわらげる方法も覚えました。
この記事を見にきてくれているアナタは、「とにかく痛みをどうにかしたい」はずなので、一応私がやった中でもっとも効果があった方法を教えますね。
とにかく脂質を抑える
もう、「これに尽きると思います」。
具体的には、「1日の脂質量を10グラム以下」に抑えてみてください。かなり発作が起きづらくなると思います。
卵などコレステロールが多いものも控えた方がよいです。
野菜中心の食事にするだけで発作を殆ど起きなくすることも可能です。
でも、少しでも痛んだらすぐに病院に行きましょうね(私が言っても説得力ないですが)。
「揚げ物とか絶対だめですよ!!」
あまり体を温めすぎない
具体的には、熱いお風呂に浸かったり、コタツで寝たりするなってことですね。
これは病院の先生に言われたので書いておきます。
いかがでしたか?
私の実体験なので、参考にしてもらえると嬉しいです。