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【スイッチを押すとき】山田悠介の書く小説「スイッチを押すとき」がヤバすぎる

こんにちは!zaki@neoneet_zakiです。

山田悠介さんという小説家をご存知ですか。?

普段小説は読まない人でもこの人の作品を知っている人は多いかと思います。

なぜなら、山田悠介さんの小説は多くの作品が「映画化」されているからです。

例えば「リアル鬼ごっこ」を知っている人は多いでしょう。

山田悠介さんのデビュー作で、大ヒットした小説です。

他にも「@ベイビーメール」や「親指探し」など数多くの作品を執筆されているのですが、この人の小説の中で是非読んでほしい作品が一つだけあります。

それが「スイッチを押すとき」という作品です。

 

特に「人生に生きる意味がない」とか「なんで人を殺してはいけないのか」とかよく考える人には本当に読む価値がある小説です。

個人的にこの作品は彼の書いたすべての作品の中で「頭二つ」は抜けてると感じます。 ネタばれになるのは嫌なのであまり内容は言いませんが、簡単なあらすじを紹介します。

スイッチを押すとき・あらすじ

若者の自殺増加を抑制するために、その自殺理由のサンプルをデータ化して「自殺制御の精神カウンセリングに利用するためと称して、ある馬鹿みたいな法律が制定されます」。

無造作に選ばれた5歳の子供たちに手術をさせ、心臓にスイッチを押すと心停止する装置を埋め込みます。

そして10歳になった子供たちはある施設に隔離されます。

各子供に装置を作動させるためのスイッチを持たせ、毎日様々なストレスを与え続け、自殺するように仕向けるという悪魔の実験を始めるのです。

そして各子供は「どういった理由で自殺するのか」データを取られて死んでいきます。

そのような実験をいくつもの施設で行っているのですが、実験体となった子供たちは次々に死んでいきます。

そして子供がいなくなったら、また新たな子供が実験体として送り込まれてくるのですが、一つの施設だけ「なんと7年間も生きている子供が4人もいたのです!!」。

どうやっても自殺しない4人の子供にシビレを切らした組織の幹部は、その施設に27歳の警備員を送り込みます。(主人公)

彼はその施設の中で、4人と仲良くなっていくのですが、最終的に彼はその4人の死を迎えさせる役目を担わされます。

まとめ

これがおおまかな流れですが、重要な事は一切触れていません。

ラストは本当に「うわぁぁぁぁぁぁぁ!!」ってなります。

命の大切さをこんなにも感じることのできる作品は貴重だと思います。

山田悠介さんの作品は基本的に、若者が非現実的なゲームや事件に巻き込まれていく話が多く、殆どバッドエンドです。

ただ、この「スイッチを押すとき」のラストは・・・(笑)

「映画は見たけど原作は読んでないな」ってアナタも是非見るべきです。

この機会にいかがですか?

おわり!!

 

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