人に裏切られた数が多いほど人を信用できなくなる・・・
こんにちはzaki@neoneet_zakiです。
あなたは裏切られたことがありますか?
勝手に押し付けた期待からの裏切りではなく、本当の意味での裏切り。
あんなにも信用していた人からの、約束、共感、励まし、からの裏切り。
あまりにもこのような事を経験すると、人間が信用できなくなる・・・
私は昔、人を簡単に信用してしまう人間でした。
約束は守られるもの!
友人は絶対に裏切らない!
こんなことを本気で信じている甘ちゃんでした。
自分が信用しないと、人は自分のことを信用してくれるわけがない。
この考えを持っていた私はとにかく信用することを大切な事と思い、人と接していました。
人は裏切るなんて思ってもいなかった
詳しくは書けませんが、長年付き合いのある友人に私は相談を持ち掛けました。
その時私は19歳くらいだったかな・・・
バイト先の女性に告白され、その子と付き合うか迷っていた私は小学校1年生から常に遊んでいた友人に相談をしました。
相談というよりは決意を話した・・・という感じですがね。
私に告白してきた女性は当時まだ17歳でして、現役の高校生・・・
正直私は高校生と付き合うことにかなりの不安がありました。
というより私はこの時点で成人する一歩手前ですし、高校生と付き合うのは流石に犯罪くさいなと考えていたのです。
なので最初の告白は断りました。
ですが、その女性は諦めることなく何度も思いを伝えてきました。
2回目の告白も断り、3回目・・・
こんなにも自分のことを好きでいてくれることに私の気持ちも次第に変わっていきました。
3回目の告白の時に私は言いました。
「少しだけ考えさせてくれ」と・・・
3回目の告白を受けた夜に私は友人に相談しました。
「こんなにも好きでいてくれる女性なんだ」
「周りからはいい目で見られないかもしれないが、私はこの子を幸せにしてあげたい・・・」
「だから付き合おうと思う」ってね。
友人はそんな私にこう言いました。
友人「周りの目とか気にしなくていいよ」
友人「好きになったんならいいことじゃないか!俺は応援してるから!」
ってね。
私はただ、少しだけ背中を押してほしかったんだと思います。
決意と後悔
友人に胸の内を話した私は、告白の返事をしなければとメールを入れました。
「これからよろしくお願いします」と。
帰ってきた返信は少し意外な物でした。
「少しだけ待ってて!今度のバイトの時に聞くから」と・・・
この時は特に違和感を感じず、「直接返事ができる方がいいよな」くらいに考えていました。
そしてバイトの日・・・
私のシフトは夜勤なのですが、彼女は夕勤でした。
なので、いつも15分程しか職場での時間は被らないのですが、この日は少し様子が違いました。
ささっと帰り支度をしてあっという間に帰ってしまったのです。
おかげで返事する暇もなく、しょうがないのでメールでこう聞きました。
「返事をちゃんとしたいんだけど、今日バイトが終わってから会えますか?」とね。
すると返信が返ってきません・・・
しょうがないので、相談をした友人に連絡することに。
「なぜか避けられてるみたいだ」とメールを打ちました。
その友人からも連絡が返ってきませんでした。
こんなにも返ってこないのは珍しいな?と思いましたが、まあそういう時もあるだろと自分を納得させバイトを終えました。
私は告白される以前に、何度かその彼女と友人を交えて遊んでいたので家は知っていました。
しょうがなく返事を伝えるために家に行くことに・・・
これが間違いでした。
この時、この行動を取っていなければこのような事実を知らずに済んだものを・・・
裏切りと謝罪
私は車で彼女の家に向かいます。
数回通った見慣れた道・・・
彼女の家まで後1分程です。
民家の狭い道を走っていると見慣れた車が私の横を通り過ぎていきました。
その時の運転していた友人の凍り付いたような顔は今でも忘れられません。
その友人と彼女が確かに乗っていました・・・
この時に全てを悟った私は思わず笑いましたね。
フフフ・・・
そしてその感情は一気に憎悪に変わります。
この頃の私は、まだ今のように穏やかではありませんでした。
それは友人も勿論知っていて、この状況がどれだけヤバいことか一瞬で理解できたはずです。
どれだけ私が冷酷だといっても、この時は流石に速攻で怒り狂うレベルではありませんでした。
この友人とは小1からの付き合いですし、何か特別な事情があるのかもしれない。
そう信じたい自分と、裏切られたショックが混ざり合い軽くパニックを起こしていたような気がします。
相手は車ですので、追いかける気にはなりませんし、一旦帰ることに。
部屋に帰りついた直後に友人からの着信が。
まるで今から死ぬ人間のような声で私にこう言ってきました。
「ごめん・・・本当にごめんなさい」ってね。
私は「とにかく会って話そうか?」というと
「わかった○○の駐車場で待ってるから・・・」と言い電話を切りました。
駐車場にて
友人は完全に私に殴られると思っていたのでしょう。
私が助手席に乗り込みドアを閉めるとビク!っと驚き私の方を向きます。
私が
「で、どういうことなの?」と聞くと
友人は泣きながら
「本当にごめん・・・殴られても文句は言えない」などと言ってきました。
私は内容が聞きたかったので
「もう少し詳しく教えてくれる?」と返しました。
すると友人は
「前からzakiに内緒で何度か会っていた、こういうことまでしている」と中々ショッキングな事を話してきました。
正直私は友人を殴る気などありませんでした。
これだけ付き合いが長い友人を簡単に殴れるわけがありません。
しかし友人は完全に殴られると思っていた様で、それをなんとか阻止すべく泣くという選択を取ったのでしょう。
ウソ泣きなのはバレバレでした。
私が
「殴ったりしないから!」というと
一瞬でいつもの感じに戻ったので、「ああ・・・そうなのか・・・」と切なくなりましたね。
後部座席には彼女が居たのですが、終始泣きながら「ごめんなさい」を連呼していました。
正直あきれ果ててしまっていたので、大して声はかけていなかったと思います。
私は彼らが好き合っているのなら、それを正直に言ってくれればそれでいいと思っていました。
私の知らない所で、私の相談にのりながら裏でそういった行為をしていたことだけがたまらなく嫌でした。
彼女に至っては、同時にアプローチしていたのかと思うとどうでもよくなりましたね・・・
私はそのまま
「もういいから!二人が好き合ってるのなら今後きちんと付き合ってくれ!」
と言いその場を後にしました・・・
最後に
これはあくまでも私が経験した裏切りの一つで、わりかしライトなやつです。
流石にここには書けないようなこともありますので、今回はこの話を例にあげてみました。
心底信用していた人間から裏切られると、どうしても心から人を信用することができなくなるんですよね。
だから、一線を引いてしまう・・・
本当はもっと距離を縮めたいのだけれど、どうしても疑ってしまう。
そんな自分が嫌になる時が多々あります。
私は長い時間を過ごせば過ごすほど、その人との信用は深く強くなっていくと思っています。
何かを協力して成し遂げたり、困難を乗り越えていくのも信用や絆を強くする要因ですよね。
本当はもっと信用したい。
でも本当の意味で信用できるようになるのは無理なのかな?
とよく思います・・・
暗い話になりましたね。
人を信用できる心を取り戻したいものです。
おわり!!
もしお役に立てたり、面白いと感じて頂けたら読者登録お願いします。